Home > 日々 > 驚きの鶴の子

驚きの鶴の子

鶴の子というと、昔のデパートの「ぐるぐる回っててそこからカゴに取る方式の菓子陳列台(うまい言葉をおもいつかない)」の中に必ず入っていたものであった。デパートでありながらその中にあるのは「個包装の駄菓子」というようなもので、ラムネ小袋とかフーセンヨーカンとかミニヨーカンとか乾燥しかけた饅頭とか聞いたことないメーカーのキャラメルとか、そんなの。その中で、紅白の鶴の子はだいたいラインナップの一翼を占めていた。マシュマロで黄身餡をくるんだ和洋折衷和菓子みたいなもので、マシュマロものというのは何か心を惹かれるものがあるのでついいくつか取ってしまうんだが、これが美味かったためしがない。そもそもマシュマロだってけっこう単調な味だし、そのマシュマロもゴムみたいで、中の黄身餡も黄身なんてたぶんひとかけらも入っちゃないだろうただの甘いだけの黄色いアンコ。しかし、何か心を惹かれるものがあって手を伸ばしてしまう、がこれが美味しかったためしがない、のくりかえし。

今日、自転車で道後のほうに行ってみた。いつ行っても閉まってるか売り切れてるパン屋に行くのが目的だったんだが、その近所に和菓子屋があって、画像でみるとそこの鶴の子がすごく私の心を鷲掴む。あ、その店は鶴の子じゃなくて「つるの子」です。そこでその和菓子屋にいってつるの子と他和菓子とあわせて四つほど買ってみた。ちなみにその和菓子屋の直近にパン屋があってそちらは私が行こうと思っていたパン屋ではない。そんなことはどうでもいいですね。

家に帰って鶴の子を食べてみた。驚いた。こんな美味しい鶴の子を食べたことがない。というか、鶴の子の中で上位、なんじゃなくて全菓子まで範囲をひろげても上位にくるほど相当にうまいのだ。鶴の子なのに。持ったら垂れるぐらい外側のマシュマロが柔らかくて、中の黄身餡はちゃんと黄身の味がある。というか餡というよりは黄身カードというか、そんな言葉はないですが、つまりレモンカードのレモン無しみたいな、そういうとろける甘さで、相当甘いにもかかわらずぜんぜんしつっこくない。

明日も行こうか今迷っている。

コメント:0

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
http://tamachan.org/2010/06/08/19/24/24/trackback/
Listed below are links to weblogs that reference
驚きの鶴の子 from 大日貴

Home > 日々 > 驚きの鶴の子

検索
フィード
メタ情報

Return to page top