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『暮しの手帖』の別冊に『ご馳走の手帖』というのが年に一回出ていた時期があって、これはリニューアルして『フードテラス』というものになり、なんか薄まったなあと思ってたら4号出たところで案の定なくなった。『ご馳走の手帖』はとにかくその名の通り美味しい本で、レシピも載っている食べ物屋の紹介も載っている、その紹介された食べ物屋がどれもこれもたいへん美味しそうなのだった。紹介されるのはどっちかというと、どっしりしてクラシカルな店が多くて、ローストビーフの鎌倉山とか三渓園の隣花苑とか由比ヶ浜のシーキャッスルとか、千疋屋(のボルシチのコース)とか、どれもうまそうでたまらなかった。中でもいちばん美味しそうで「見た瞬間から行って食べてみたくてしょうがなくなった」のが『スカンディア』なのだった。スカンディアのスモーガスボード。それをこないだついに食べた。どんだけ高いんだ、と思ってたら6千円で思ったより安かった。安かったし、食べきれないほど出てきた。いちばん美味しかったのがウナギの煮込み。

スバル360がマイカーのメインだった時代からずっとあった店で、老舗ぶってる店はうっとうしいが単に古い店というのは良い。

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