ともだちいないの? 2010-10-09

  • 13:17  武生見て翌日に宝塚大劇場の星組初日見てきたー。初日なんて見るの初めてだよ。ファンが拍手の入れどころを探ってんのが面白かった。
  • 13:19  宝塚を見にいったのは、日本物のショーがあって、若有子先生が振付助手に入ってらっしゃったそうなので。宝塚の和モノショー見るのって、大浦みずきがトップやってた頃だからもう二十年ぶりぐらいだ。
  • 13:23  でも星組はなぜかよく見ている。こないだの全国ツアーの松山公演も見たし、その前が安蘭けいのスカーレット・ピンパーネルだったし。
  • 13:25  @jam_oskrevuefan え!私には鶴にも鷺にも見えなかったんですが……鶴か鷺っていうふれこみだったんでしょうか。わ、私には芸者さんみたいに見えました……。 in reply to jam_oskrevuefan
  • 13:27  なんで全ツの松山公演なんか見にいったのかというと、さる宝塚評論誌から原稿書きませんかと誘われて「それじゃーOSKファンから見た“宝塚らしさ”について」というテーマで書きます」ってことになって、それを決めた日がちょうど松山公演の当日だったんで当日券で見にいった。
  • 13:30  その全ツの公演見ていろいろ面白かったので、原稿を書いて送ったところ、出版社からはオッケが出たが評論誌の編集長みたいな人にボツにされてしまった。宝塚に敵対的な「言葉」が出てくるという理由でした、敵対的な「内容」じゃないんだけど、言葉だけで許せなかったそうです。
  • 13:34  そのことを、宝塚について辛口なことをよく書いている評論家の女性とメールで話して「困ったもんですねー」とか言い合っていたんですが、その時、その評論家女史から、OSKについてアゴがはずれるような失言、を聞いてしまい、指摘したら「いや私にとってはそうなんだ」と、
  • 13:38  すごくよくあるタイプの言い逃れというか言い訳というか開き直りというか、そういうことを言われてけっこう愕然となりつつ、自分はこういうふうにはなるまい、と自戒した、ということがあった、というのは今回の観劇とは関係ないけど言いたかったので書いてみました。
  • 13:42  で、その女史がすごく嫌っているのが演出家の石田昌也。石田昌也って嫌われてるなー。とくにリベラルな思想を持った人には。私は自分はリベラルの徒で、PCをすごく大切にする、しなければならない、と思っているのに「石田昌也って好きだわー」と思っていたのです。
  • 13:44  んで、今回の宝塚星組の、日本物ショーじゃないほうが『愛と青春の旅立ち』で、演出が石田昌也であるということを、客席に座ってから知った(その程度の客です)。おー、これはいい、と思って身を入れて見ましたよ石田作品。
  • 13:49  見てると、「あー、こういうのが許せないセリフなんだろなー」というのがチラホラ出てくる。「ゲイ」の扱いにしても、「ゲイ」という言葉が出るような世界がイヤな人にも、「ゲイを貶めるような扱いがイヤ」な人にも(その二つは対極な感性なのに)、両方に嫌われそうだ。
  • 13:51  それよりも私が気になったのは、ストーリーがあまりにカンタンに進むというか、「え?」「ええー?」「え!そんなカンタンに納得しちゃうの!」「えー、退場したと思ったら溺死かよ!」みたいな進み方。場面転換も「ジャーン!」で暗転、みたいのの繰り返しだし。
  • 13:56  こう書くといいとこ一つもないみたいであるが、石田昌也って、芝居のラストシーンがいいんだ。今回も、主人公をイジメまくった鬼軍曹の「愛と涙と笑いの和解」みたいなのがあって、その直後にまたその鬼軍曹は新兵を同じようなセリフでイジメるって場面が花道であって、それがものすごくイイのだ。
  • 13:57  その軍曹の「哀しみ」みたいのがどわーっと涌いてきましてね(哀しいような音楽もセリフも振りもなーんにもないのがなおさら)。って、これ、どうせ映画のほうにもある場面なんだろうけど。
  • 14:02  『猛き黄金の国』のラストで、尊皇勤王攘夷倒幕入り乱れて死んだ人たちが颯爽と楽しげに登場したとことか、私がいちばん弱い「もう帰ってこない楽しかったあの頃」をラストに持ってくるという一点でもう「このツボを押してもらえばもう満足なのです」となってしまう。
  • 14:08  あとは、私が常日頃から「お色気ダジャレ」とかが好きだ、というのが似たような趣味なのかも……。今回のロケットの衣装とかも好きだしなあ。リベラル問題とPC問題に関しては、石田昌也のは無神経から来るダメさで、木村信司とかはもっと「誤った思想」のキケンさがあると思うが。
  • 14:10  いちばんの問題は「芝居の演出術が平面的でつまらん」ことじゃないでしょうか石田せんせい。
  • 14:11  @natsu_shigure 私が見たのは東京のやつです。よくあるといえばある演出なんだけど、ぐっときたんだよなー。 in reply to natsu_shigure
  • 14:14  このスターにあえてこれをやらせてみるとか歌わせてみるとか、というその「あえて」も私の思うのとほぼ同じずらせ方なんですな。
  • 14:16  というのは前段で、宝塚の和モノショー。なんか『芸能花舞台』みたいでした。もっといろいろガンガンやればいいのにー、と思った。でもネットの感想見てみたら、今回の和モノショーは宝塚のここ最近の中では「芸能花舞台性」が高かったみたい。
  • 14:19  慣れてないんだか、夢咲ねねの日舞は気の毒なことになっていた(汗)。でも見て驚いたのは、最初の総踊りで、カツラかぶってない人がものすごく多かった。これも不景気による経費節減か。でもカツラの人は花道の端っこまでちゃんと総カツラで、それも驚いた。
  • 14:19  結論としましては、松竹座における山村若作品は、OSKにいかに大切か、ということです。
  • 14:24  日時は前後いたしまして、武生です。これは、なんというか、始まってまだ間もないというのに桜花竜馬のあの熱演ぶりはタイヘンだ、ということです!
  • 14:25  (小声で)何言ってんだかワケわかんないぐらい力入ってましたよ!
  • 14:28  キメのとこの絵づくりにはさすがの手腕を感じたはやみ演出。薩長同盟の場面は娘役もみんな鉄砲隊に扮してて、そこでやたらかっこいい鉄砲隊がいたので誰かと見ると愛奈かれん。
  • 14:31  彼女、男役に転向したらいいんじゃないだろうかと思った。娘役のかっこしてる時よりだんぜん似合うんだよなあ。というか「典型的娘役的な衣装や髪型」があんまり似合わない。背は低いかもしれんないけど、小さい男役ってのはOSKの伝統芸でもあるしさ。
  • 14:41  洋舞のほうが私としては今ひとつであった。チェリーガールズのダンスがつまらんし、あと洋舞オープニングの総踊りから男役だけになるとこ。あそこ、なんでああかっこよくないんだろう……。
  • 14:41  ロケットもあんまりワクワクせんかったなあ。
  • 14:44  洋舞でよかったのは桜花牧名のデュエットダンス。竜馬のほうは、竜馬とお龍さんの場面はあんまりいいと思えなくて(ふたりの演技の方向性がバラバラなせいだと思う)どないしたもんかと思っていたのに、デュエットダンスのほうは素直に素敵でよかった。
  • 14:47  私は「デュエットダンスなんて全廃していい」派閥の領袖なんだけど、今回のはよかった。ヒザをトンカチで叩いたら足がぴょこんと上がる的な「美しいものが映え合ってさらに美しくなり人に感動をあたえる」ものになってました。
  • 16:11  @tonton1965 ツバの味でしょう。 in reply to tonton1965
  • 19:21  宝塚の『愛と青春の旅立ち』見てたら『モンキーターン』にソックリだった。モンキーターンの舞台化もできるな宝塚。
  • 19:52  しゃべ化粧、という言葉を初めて聞いた。なんかの略かそれ。
  • 19:53  @toiimasunomo オナニーはお好きですか? in reply to toiimasunomo
  • 19:59  @toiimasunomo だとすると、好きな相手とセックスしなくてもいい、というのはわかる気がします。私も自分はせんでいいので人のを見たいというのはよくわかります。 in reply to toiimasunomo
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