絹の元

桜パラソル2006春

絹の元=繭=蚕=懐古ということで(苦)。
今日この時のDVD見ながら不要品のゴミ出しをしていた。きのうは『白い巨塔』(田宮二郎のやつ)のDVD見ながらやってたらドンドコ進んだが、こっちはダメだったなあ。流しておいてチラチラ見るというのができんかった。といって、座り込んでじっと見る、ということもできなかったのだが。しかしこの年の春の洋舞はよかったなあ。相当好きかもしれない。いや、松竹座の洋舞の中でいちばん好きかもしれないよ。ただどーんと派手なとこというか、フックみたいなもんはないかもしれない。「ブラック&ホワイト」とか「情熱の太陽」とか「クラブチェリー」とかそういう「ただちに出てくる名場面」みたいのが(とは書いたけど、クラブチェリーって名場面とはちょっとちがうか。あの作品ならラス前のダービー帽の場面のほうが「いわゆる名場面」だよな)。でもこれって「ナイト&デイ」も「チアのラインダンス」も「キャプテン」も89点で偏差値67って感じの場面が並んでたし(いわゆる名場面というのは偏差値70越えだ)、映像見てしみじみ思ったけど私は「キャプテン」から「ス・ワンダフル」の群舞=一号ゼリで大貴桜花高世がせり下がり早替わりでせり上がりのとこ、あそこは79点偏差値62ぐらいだと思うのにでもしみじみと好きな場面なのであった。点が高けりゃ、偏差値が高けりゃいいってもんでもないのである。

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