2016年

ジュリエット殺人事件

合田佐和子のオブジェ

舞美りらはジュリエット役者じゃない、と書いたけどその一文だけだと「娘役としてダメ」って言ってるみたいなので少し説明する。彼女って本質は「線が太い娘役」ではないか。お姫さまとか可憐な少女とか、一見似合いそうだからよくそういう役をやるけれど、なんかいつも同じである。その役の前に「ふと […]

悲劇って何

NO IMAGE

OSKのロミオ&ジュリエットを見てきた。つまんなかったなあ。きれいだったけど。音楽もまあまあきれい(でひっかかりがない。良い意味でも悪い意味でも)。ロミジュリってこんなにバカな話だったのか、ってのはよくわかった。で、そのバカな話をそのまま提出しましたという舞台でした。ということは […]

桜花王

桜花昇ぼるファーストコンサートについて、見た人といろいろ話をしていた時に、「何があってもあの時のあれがあるから、みたいな拠り所」というコトバを聞いてハッとなった。そういうヨリドコロがあるから何かを信じて(信じたくて)それを見続ける、というのである。 たとえばHKT48については、 […]

『LEGEND 愛の神話』inたけふ菊人形

すう

前の劇場が取り壊され更地になってしまうと、もうすっかり前の記憶も更地です。新しい劇場は、ロビーの感じとか、和歌山市民会館みたい。中もまさにそんな感じなんだけど、幕があいて照明が入ると松竹座みたいだった。舞台装置がここしばらくの松竹座公演を担当してる人だし、電飾や照明もホールのきれ […]

春のおどり感想ぽつぽつ

八つ槌車

★恵比寿屋でお大尽が傾城とよろしくやってる部屋。衣桁があって青い打ち掛けがかかっていた。その打ち掛けに“八つ槌車”が縫いとられていまして、これ大貴さんの実家の家紋なんですよ。ま、偶然でしょうけど。 ★やっぱり火消しの頭の死に方はかっこわるいと思う。あれじゃ年寄りの冷や水みたい…… […]

ジャストダンス考

正誤表(違)

(最後にどうでもいい追記あり) 伝説のジャストダンス、とこの春から言われるようになった場面がありまして、それはOSK日本歌劇団『春のおどり』の中の、洋舞の一場面です。振付:名倉加代子、音楽:中川昌。群舞のシーンです。なんで「伝説の」なのかというと、今年で3回目の上演になる場面だか […]

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