どこで何をどう撮るか

きのう書いた、大阪倶楽部みたいなレトロビルで桜まつりするならついでに劇団員を撮影しろ(スナップじゃなくて売り写真の気概で)という話なんですが。

よく考えたら、レトロビルの暗い(冥い、と書きたい)大理石の階段に飴色の木の手すり……なんてのが似合う人ばかりでもないという気がしてきた。城月さんは似合う。1920年代ベルリン風ドレス(ってどんなんや)を着て、堺筋倶楽部にある、鈍く光った大金庫の扉(堺筋倶楽部は、もとは銀行の建物だったので人が住めるぐらいの金庫の部屋がある)の前にぞろっとした風情で寄りかかってくれたところを……あーたまらん、誰か撮って。着物で煙管を差し伸べてるのでもいい。城月さん、山岸凉子の『ドリーム』の丹穂生(夢しか見ていない、だからこそ自分のことしか考えない、冷たい美女)できると思うわ。んで、そんな妻に「他人を必要としない自分の夢の中にだけ住んでいるからだ」と別れを告げ、丹穂生の異母妹である日陰者の少女と生きていこうとする夫の晴比古を桐生麻耶ですよ!……って、また話が写真からそれた。

つまり、写真のネタをどんどん思いつくのは楽しいー。大貴さんが写真集つくるって時も「遊郭ー! 飛田の百番! あと通天閣!」って即答ですよ。またそれが似合うんですよ。って、また話がそれた。まあ、OSKとしても、そんな、大阪倶楽部のレトロ空間で写真撮ったって、そのあとに使い回せないから撮るのもったいない、やめとけっていう判断が下されそうではありますが。だとしたら毎年撮ってるようなプロフィール写真の扮装もどうかと思うが。ああいうゴテゴテした衣裳やアクセサリーや髪飾りは、何回も見させられるとすぐおなかいっぱいになる。どうせいろんなチラシに使い回すんなら、素材写真は黒か白の燕尾かタキシードにしとけ。飾り無しの。飾り無しばっか言ってるけどOSKはやたら石だのスパンだの光るもんつけすぎだ。安く見えるんだよ(泣)。あと、手仕事でへんな布飾りつけるのもやめとけ。黒燕尾や黒タキは「黒紋付」と同じことだ。紋付きにヒカリモノちりばめるか?……うーん、ちりばめてしまうのがOSKなのかもしれない….. _| ̄|●

飛田の百番で撮られてる男役トップスター。

遊郭の男