ついに3776見た

井出ちよの1

3776、というのは「みななろ」とよむ。富士山ご当地アイドルの名前です。
富士山の標高3776メートル。

アイドル界では注目の存在である……といういい方も何かとてもダサくてイヤになるが、他の言い方がちょっと思いつかない。カルト人気というのももっと違和感あるしなあ。今どきのアイドルはどんな音楽ジャンルも飲み込んでるが、3776の音は他であまり聴かないタイプのものである。一聴してひっかかりがある(悪い意味ではなく)。なもんで3776のTwitterをフォローしたりしてたら、こんな告知を知る。数日前。

これ見たら、希望すると徳島にも来てくれるかもしれないので、希望してみたんですよ。公式サイトの希望フォームから、24日に徳島市内で時間は何時でもいいですって。そうしたらほんとに来てくれることになったわけですよ!

来ると決まって慌てた。場所は、うちから自転車でよく行くカレー屋と同じ筋にある「イノベーションセンター徳島」なるビルの会議室。そんなところにイノベーションするセンターなんてあっただろうか、とGoogleストリートビューで確認すると、なにか雑居ビルが建ってる。そこに、いったい何人の客が来るのだろうか。ことによると、私とだんなの2人かもしれない、もしそうなら必死に盛り上げなければならない、と覚悟して出かけた。ビルの二階にそのイノベーションセンターがあって、町役場の総務課&広報課をあわせた部屋、みたいなとこで、靴脱いでスリッパはいて入る。入口にはファンらしき人が2人ばかりいてホッとした。滋賀県!から来た人と愛媛県!から来た人。そのあと東京からの人他続々と客がやってきて、そしてそのセンターの中の人も見ることになって総勢8人(か9人)、会議室に並べられた長机に三々五々座って3776のライブを見るのだ!

始まるのを待ってる間に、ファンの人とチラホラしゃべってたが、みんないい人で泣ける。HKTの公演とか行くと散見される、どういうつもりなのかわからないが威張ったファンなんてのはいない。私ら夫婦ふくめて皆さん「こんな私らが応援してすみません」という精神を忘れていない方々で、後光が差すようだ。

ちなみにこの3776全国行脚ってのは、30分程度の無銭ライブで、「日本全国の3776を知らない人に知ってもらうため」のものなので音響も小さなアンプと打ち込みの機械と、プロデューサーの石田さんによる生ギターという、ほんと「会議室でやる」のがしっくりくるような簡易ライブなんですが、この打ち込みの音と生ギターの伴奏が思いのほかかっこよくて、もしかしてライブハウスでアンプ積み上げて完璧な音源でやるのよりいいんじゃないかと思うほどでした。

生バンド

いや伴奏だけじゃなく、はじめて3776を生で聞いてびっくりしたのが、今までyoutubeとかダウンロード音源とかで何回も聞いてたのに、生で聞いたら「今まで聴いてたのはなんだったんだ?」ってぐらいかっこよかったし胸に来たのである。家に帰ってきてあらためてまたダウンロードしてた音源聞いてみても、生のあの感動に及ばなかった。

3776はナマじゃないと!

そして井出ちよの。イノベーションセンターの入口のソファーんとこで開場(会議室の)待ってたら、会議室から出てきたんです。はっとした。今まで画像ではさんざん見てた顔なのに「やべえ、実物ぜんぜん可愛い……」。白い、細い、光ってる。それも、アイドルでスターの特徴だと私が思っているところの「愛想はいいが、相手を突き放す視線」の持ち主でした。で、歌がうまかった(ちょっと風邪ぎみで声がかすれてたけど)。振りの動きもきれいだし。ライブ終わって認定証もらってる時に「写真でみてたよりずっと可愛いですねー」って言ったら「写真写りが悪いことで有名な井出ちよのです!」って言ってた。それはほんとだ。ここに載せてる写真も、実物の可愛さ(というと、単純なルックスの話に矮小化されるような気がするな。そんなんじゃなくて存在感というか)はほぼ再現できてないです。

井出ちよの!

繰り返す。3776はナマじゃないと!

もらいました「認定証(徳島県)」。これは全国都道府県に各10枚づつつくってあって、徳島に行脚に来た時、徳島県の人間がもらえるというたいへん貴重なものなのですが、今回で3回目の行脚にもかかわらず今まで1枚しかはけてなかったという徳島はひどい県だ! 今回は4枚はけた!ということで、他県からの遠征の人が「撮らせてください」って言ってきたりしてほのぼの交流。これは井出さんが描いた「すだち」くん。

認定証(徳島県)