松岡はな奪還計画

さしこ帝国

今になって「評判悪かったらしい九州ツアー初日福岡サンパレス」の感想とかを漁ってみてるのだが、さっしー卒業後はじめてのツアーで、タイトルは「あの支配人からの卒業」で、『指レンジャー』なる寸劇があってさっしーの写真踏みつけるとか、「そりゃー“卒業”ちゃう、それじゃ“私たちはさっしーに支配されてこれからも生きていきます宣言”だよ」と言いたくなるような出だしだったようでこれは文句も出てくるかも…。あと坂道の曲をいくつも入れてきたらしいが、

AKBグループのファンは別に坂道好きちゃうし!

これがハロプロならまだ「別のもん」だからいいが(私はハロプロもあんまり好きじゃないが)、坂道はちゃいますねん! 秋元康が今はすっかり坂道推しで坂道への曲ばっかつくってその余剰をAKBに回してる、とかいうウワサ話を聞いたがAKBグループのファンはすげーそれ実感として、

わ か る !

と思う。似合わない服押しつけられてる感がすごくあるんだここ数年。……と、坂道に対する恨みツラミをトロしてしまいました。まあそんなことで、演出とか出し物とかセットリスト(セトリという言葉が嫌いだ!)(あと「推し」と「贔屓」って言葉も嫌いだ!これは歌劇系のほうの話ですが)がビミョーだったんだろうなあサンパレス。

私が今まで見たツアーの出し物で「やめとけ…」と思ったのはAKBグループに残留か離脱かとかやってたやつで、あれはツアーの最後のほうまでひきずってやってたから「さっさと切り上げろよ…(-_-)」。こっちもツラかった。やめどきって難しいんだろうが。

そんな「あの支配人からの卒業」ツアーも後半に迫って、そこで初めて見てみたら、「あの支配人からの卒業」にそれほど縛られてなかった! オープニングにでかいさっしーの写真掲げられてる(エリザベートでオーストリアの双頭の紋章が掲げられてる如く)けど、わりとそれだけ。指レンジャーも指である指原莉乃はもはやどうでもよくなっちゃってるし。

それから見て思ったけど、ツアーとかの寸劇でさっしーがいた頃って「最後にまぜっかえしに出てくる」のが主な役割だったじゃん。あれで笑ってたもんですが、さっしーがいなくなってみて、そういう構成じゃなくなったのを見たら「思いのほかすっきり」してた。さっしーの在り方ってほんとにバラエティ番組のノリだったんだなー。とくにツアーの時は「バラエティ番組の松本人志」みたいなでかい存在。

言い換えると「浮き輪」みたいな存在でもあって、頼ってたら溺れないんだけど「浮き輪してたらいつまでも泳げねえぞ!」でもあるわけで、鹿児島で見たHKTはもう浮き輪なしで海に浸かってた。泳げてるかどうかはともかく。いや、浮くのはちゃんと浮いてたと思うよ。

で、はなちゃんだけど、はなちゃんて、最初から自分のペースで浮いたり泳いだりできる子だから浮き輪に頼ったりすがりつく必要何もなかったんだと思う。でも浮き輪があることをすごく意識して浮き輪を気にして海には腰までしか浸からないでいたんじゃないか。ビキニでキャッキャとするのが海での正しい振る舞い、みたいなさ。鹿児島で見たはなちゃん、「競泳用水着で桜島まで泳いでいく」ようなステージっぷりでよかった。言ってる意味がわかってもらえるかどうか不安でありますが。でも一人で泳いでるはなちゃん、「いいよいいよ松岡はな!」とはじめて思ったです。はなちゃんの変化を見て「ああさっしーは卒業したのだな」と実感したのだった。とてもよかった。

あ、鹿児島でも坂道の曲はやったけどたいして気にならなかった。んで、シングルで聞いて「……まあ、さいきんはこんな感じか」となかば諦めてたような曲もライブの中でメドレーになって畳みかけられると悪くねえという、まあファンの甘さかもしれんけど。『#好きなんだ』とか「えーこれこんなにいい曲だったっけ」とか思ったし。でも『カモミール』の時の衣裳は昭和のおばさんのワンピースみたいであれはどうにかしてあげてー。もかちゃんはへんに似合ってたけどその似合い方はまちがってる(笑)。