OSK

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ハコの中の失楽

愛城

ブルックリンパーラー大阪の愛瀬光スペシャルライブ(with城月れい)。よかったですよ。上手でドラマチックで品が良い。ほんと、良い。良いであろうことはもうメンツ見ただけでわかるじゃないですか。ただ、この、「良いであろうことは見る前からわかってる」というところにこのライブの弱点があっ […]

楊式まつり旅

アルプラザの入口

BP大阪で愛瀬光スペシャルライブ(with城月れい)の11時半公演を観てから武生に移動して15時公演を観るぞー、それで一泊して翌日の10時公演観て帰るぞー、と計画して、楽勝だろうと思ったらどうも厳しい。事前に「愛瀬ライブは50分」と、どこから聞いたのか私が一人で思い込んだのか、と […]

翼をください

制多迦童子

やっぱりちゃんと生でこの目で見ないとな、と思ってブルックリンパーラー大阪(以下BP。BPOと略そうと思ったけどそりゃ「放送倫理・番組向上機構」だよ。どうかBP公演では倫理の向上を目指してほしい)に『ダイヤモンドガイズ(以下DG)』を見にいった。こないだ、BPで『Delight』を […]

みすえる

見据える男

あるネット掲示板(……)を見たら、「劇団員が自分で構成演出するのはよくない」「よくないってほんと?」「だってダメじゃん」「何がよくないの」みたいな会話が交わされていた。 まあふつうに考えて「プロパーじゃない人間がやるのはいかがなものか」ってのがあるし(だから、振付家が演出をやるこ […]

楊ちゃんの開演アナウンス

夏の楊

公演でやだなあ、と思うことがいくつかあって、内容じゃなくて客のリアクションの話ね。 リフトで拍手するの。これがイヤなんだ。 いやそれがほんとにOSKの決まりなのかどうか知りませんし、へんな決まりなら守るいわれもないわけだが。私だって、とんでもない凄リフトなら拍手も惜しまないが(人 […]

楊琳はアイドルの王者

みるきー

こないだの楊ちゃんのライブで沢田研二を歌っていてそれがあんまりいいと思えず、その前のライブでヒロミゴーを歌っていてそれもあんまりいいと思えず「選曲が悪りいよー」とぶーぶー文句言ったが、文句ばっかり言ってるとなんでもかんでもイチャモンつけるだけの奴みたいだしここは改善案を提出したい […]

荻田浩一の虚無への供物

ハンサムガールズ

新宿二丁目のA Day In The Life読書会で『虚無への供物』をやるというからまた読み直して中井英夫の他のやつも読み返してみてつくづく思うのは私は中井英夫の小説は『虚無への供物』以外はそれほどハマらないんだ。『虚無への供物』の何が面白いのか小谷野敦に問われて「笑えるところ […]

ツクヨミ成長譚 其の壱

首を斬り飛ばされる入鹿

鞍作 天宗を尽し滅して 日位を傾むけむとす 豈天孫を以て鞍作に代へむや 大阪松竹座『春のおどり 第一部 ツクヨミ 〜the moon〜』、初日の初回が終わった時の、会場の空気のビミョーだったことといったらなかなかすごいものがありましたよ。私も「ダメだこりゃ」と思い、友達に「日舞ア […]

ガラスの楊琳

琳星

楊ちゃんを見ていると胸が痛くなる、ことがある。この人は何かを背負いすぎている。 これは私がそう感じただけだと断った上で書くが、楊ちゃんは前からトークの時にはしゃぎすぎると思っていた。とくに、自分じゃない誰かがしゃべった時のリアクション。それも、なんとなくビミョーなトークの時。あん […]

春のおどりと南座私案

らてん

  とか書いたとたんに南座中止の発表。おのれの間の悪さに失笑……。松竹座『春のおどり』も延期っていってたのがけっきょく中止。正直なところ、私は「松竹座が中止になって南座だけ開催」になるのがいちばん怖かった。なぜそれが怖いのかというのは説明が長くなるのだが……そしてそれは […]

OSKの陰陽師史(その4)

晴明と葛の葉

OSKの陰陽師史(その1) OSKの陰陽師史(その2) OSKの陰陽師史(その3) 『闇の双璧』で、OSKファンの「陰陽師」に対する幻想はすべて吹き飛んで(作者がちがうから一緒にすることはないんだが、あまりにも虚無パワーがすごかった)ぼ〜〜っとしてたらコレがきた。 2004年たけ […]

あの頃キリューあーさーやん

名曲名場面

(ワケわからんタイトルですまんです) OSKの陰陽師史が中絶しておりますが、OSK公式サイトにこんな記事が出のでまずこっちやります。   桐生麻耶の名曲・名場面を募集し、CD・DVD化して販売します。ファンの皆様が選ぶ、最高の桐生麻耶をご応募ください(お一人様、1回まで […]

OSKの陰陽師史(その3)

桜花晴明

OSKの陰陽師史(その1) OSKの陰陽師史(その2) 2003年5月25日の『Endless Dream』千秋楽で近鉄を親会社とするOSK日本歌劇団は終わりました。その後は約三分の一の劇団員数で『OSK存続の会』が活動を続けます。 存続の会の最初の公演は近鉄劇場での『熱烈歌劇 […]

OSKの陰陽師史(その2)

明神丸

OSKの陰陽師史(その1) 近鉄がOSKの80周年記念公演をやり終えてから満を持したように解散を発表したのが2002年の夏。有志の劇団員で存続運動が行われたりしてる中、翌年5月のファイナル公演まで約10ヶ月の間に、こんないっぱい公演があったので今さら驚いている。 『ヒートアップレ […]

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