ハコの中の失楽

愛城

ブルックリンパーラー大阪の愛瀬光スペシャルライブ(with城月れい)。よかったですよ。上手でドラマチックで品が良い。ほんと、良い。良いであろうことはもうメンツ見ただけでわかるじゃないですか。ただ、この、「良いであろうことは見る前からわかってる」というところにこのライブの弱点があっ […]

楊式まつり旅

アルプラザの入口

BP大阪で愛瀬光スペシャルライブ(with城月れい)の11時半公演を観てから武生に移動して15時公演を観るぞー、それで一泊して翌日の10時公演観て帰るぞー、と計画して、楽勝だろうと思ったらどうも厳しい。事前に「愛瀬ライブは50分」と、どこから聞いたのか私が一人で思い込んだのか、と […]

翼をください

制多迦童子

やっぱりちゃんと生でこの目で見ないとな、と思ってブルックリンパーラー大阪(以下BP。BPOと略そうと思ったけどそりゃ「放送倫理・番組向上機構」だよ。どうかBP公演では倫理の向上を目指してほしい)に『ダイヤモンドガイズ(以下DG)』を見にいった。こないだ、BPで『Delight』を […]

BL泥海古記② バースデー

遼一→徹

BL小説を熱心に読み始めたのがここ一ヶ月ぐらいで、その前にちょっと読んでいたのが前世紀のことであり、ほんとに浦島太郎状態だったんだ、ということが、今のやつを読んでるとよくわかる。BL界の流行がどうとかいうより、BL界の常識、みたいなものが私が読んでた昔とちがう。いちばん蒙を啓かれ […]

BL泥海古記① 僕の行方

見えない蘇我さん

どういうきっかけでKindle UnlimitedのBL小説を読みまくることになったのか覚えてないんだけど、とにかく読みまくっていて、最初のうちこそ「なんなんだこりゃ」と笑いながら読んでたが(だって舞台も設定も文章もとんでもないんだ。それがどうとんでもないかというのを書きたいけど […]

一戦交える、という言葉

一戦交える

時代小説を読んでいたら濡れ場になった。濃厚なものではなく、侍と女が布団に倒れ込む程度であるが、なんだかやたらと色っぽかった。それというのも、女が侍にすがりついて、     って言ってたからだ。 この「お情けを……」というのは、女か女役(衆道などの)が言う台詞で […]

みすえる

見据える男

あるネット掲示板(……)を見たら、「劇団員が自分で構成演出するのはよくない」「よくないってほんと?」「だってダメじゃん」「何がよくないの」みたいな会話が交わされていた。 まあふつうに考えて「プロパーじゃない人間がやるのはいかがなものか」ってのがあるし(だから、振付家が演出をやるこ […]

楊ちゃんの開演アナウンス

夏の楊

公演でやだなあ、と思うことがいくつかあって、内容じゃなくて客のリアクションの話ね。 リフトで拍手するの。これがイヤなんだ。 いやそれがほんとにOSKの決まりなのかどうか知りませんし、へんな決まりなら守るいわれもないわけだが。私だって、とんでもない凄リフトなら拍手も惜しまないが(人 […]

楊琳はアイドルの王者

みるきー

こないだの楊ちゃんのライブで沢田研二を歌っていてそれがあんまりいいと思えず、その前のライブでヒロミゴーを歌っていてそれもあんまりいいと思えず「選曲が悪りいよー」とぶーぶー文句言ったが、文句ばっかり言ってるとなんでもかんでもイチャモンつけるだけの奴みたいだしここは改善案を提出したい […]

#劇はじ の可能性とこれからのHKT48(前)

劇はじ

HKT48がオンライン演劇をやるプロジェクト『HKT48、劇団はじめます。』を見た。見て、わりと思うところがたくさんあったので書きます。   AKBグループ出演による2019年博多座『仁義なき戦い』が「今後十年後に至るまでたぶんNo.1演劇」と豪語してはばからない私とし […]

俺の桐谷健太の話

俺の家の能面

テレビドラマに夢中になるのって『まんぷく』以来ではなかろうか。『俺の家の話』。この番組の、最初に見たビジュアルがこれだったので、 「うへー」となって、能のシテ方の家元の長男がプロレスラーとか「ねえよ。またそういういやつかよ」と鼻で笑った、こういうイカニモな、ウケ狙いみたいな、設定 […]

『大河ドラマの黄金時代』は大河ドラマだ

大河ドラマの黄金時代

私のような年代の人間だとNHK『大河ドラマ』というのは「重厚なもの、かつ面白く胸躍らせるもの。とにかくすべてのテレビ番組の中でも最高級にすごいもの」という特別な気持ちがあって、そして年寄り特有の「昔のことは美化して思い出してしまう」というやつがあり、「今の大河の体たらくはどうだ! […]

荻田浩一の虚無への供物

ハンサムガールズ

新宿二丁目のA Day In The Life読書会で『虚無への供物』をやるというからまた読み直して中井英夫の他のやつも読み返してみてつくづく思うのは私は中井英夫の小説は『虚無への供物』以外はそれほどハマらないんだ。『虚無への供物』の何が面白いのか小谷野敦に問われて「笑えるところ […]

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